DX支援事業

(2021.05.13)　DXセミナー「DX活用によるコスト面での効果を学ぶ　～DX導入を通じた利益改善のススメ～」

• 　次世代産業委員会は、DX導入によるコスト面での効果をテーマにしたセミナーを会場とオンラインのハイブリッド形式で開催した。
  　はじめに、IT開発事業を行うシードテック㈱CTOの平井真哉氏、オフショア開発事業本部の山本美奈子氏が『DXの本質と成功の秘訣』をテーマに講演。ITツールやシステムの効果的な導入で売上アップやコストカットが見込めることについて事例を交えながら解説し、「社内業務や課題を洗い出し、どのツールが活用できるか、場合によっては専門家の力も借りながら見極めることが重要」と強調した。
  　次に、地元企業2社が導入事例を紹介。㈱有馬芳香堂は経理業務や営業活動等にITツールを複数導入し、業務効率化・コスト削減を実現している。取締役の有馬康人氏は、「数あるツールの中で何を選ぶのかは難しいが、展示会や人的ネットワークを活用して、自社に合うものを探すべき」と話した。
  　㈱CBSホールディングスは、独自の勤怠管理システムを導入。代表取締役の友方裕介氏は、「現場が多く煩雑だった勤怠管理が自動化でき、人件費や人的ミスの削減につながった。導入には費用がかかるが、コスト削減効果が大きく、数年で回収できる見込み」とその効果を語った。