神戸商工会議所 新事業・イノベーション創出委員会は、地元企業のイノベーション創出やスタートアップの育成を支援する新組織「神戸イノベーション・コミュニティ」と「神戸イノベーション・リーダーズ」のキックオフイベントを12月13日に開催した。当日は、ユニークな技術・サービスで急成長を図るスタートアップや兵庫県・神戸市・支援機関・金融機関・大学などの関係者が一堂に会し、それぞれの取り組みを紹介するとともに、交流・ネットワークの拡大を図った。冒頭挨拶で、川崎会頭は「神戸経済が一歩先へ成長するために重要なのは “スタートアップ ” と “イノベーション”。しかし地元企業の共創や協業の取り組みはまだ十分ではない」と指摘。「スタートアップの課題に対する踏み込んだ支援が必要と考え、実効性のあるスタートアップ・エコシステムをつくるべく2つの新組織を立ち上げた」と強調した。続いて、本委員会委員長の高田副会頭より2つの組織を設立した背景や狙いを説明。「スタートアップの育成やオープンイノベーションの推進にあたって最も重要なことは、パッションを持った人と人との繋がり。これらのコミュニティを核に、産官学金のエコシステムに積極的に参画し、成果を出していきたい」と強調した。その後、兵庫県・神戸市・神戸大学がスタートアップ支援の取り組みについて説明するとともに、「神戸イノベーション・コミュニティ」「神戸イノベーション・リーダーズ」およびスタートアップなどの参加者が自社事業などについて紹介した。
閉会の挨拶では、本委員会委員長の浅野副会頭が「スタートアップ・エコシステムの実現には、スタートアップの育成・支援と既存産業・地元企業のイノベーション創出のいずれもが重要。共通の想いを持つ支援者の施策とも連携し、産官学金一体となって、より相乗効果を高めたい」と締めくくった。イベントの最後には、参加者同士での交流時間を設け、活発な交流が行われた。神戸商工会議所は、新たに設立したこの2つの組織の枠組みを今後のスタートアップ支援や地元企業のイノベーション創出に活かしていく。