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活動報告・支援事例

(2022.09.13)第2回ANCHOR KOBEベンチャーピッチ

  • 第2回ANCHOR KOBEベンチャーピッチ~カーボンニュートラルで描く未来~

     神戸商工会議所は、日本政策金融公庫、アンカー神戸、神戸市と共同で、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを行うスタートアップによるピッチイベント「第2回ANCHOR KOBEベンチャーピッチ」を9月13日に開催した。今回は、高性能魚群探知機や、森林埋葬、核融合プラント機器、洋上風力発電の開発などの事業を展開するスタート
    アップ6社が登壇(右ページ参照)。参加者に向けて、自社の製品やサービスを紹介した。
    廃棄された植物や果物からレザーを製造するPEEL Lab㈱は、自社でデザインした植物由来レザーの製品を披露し、「環境負荷の少ない素材を開発することで、地球温暖化の抑止や食品ロスの削減に貢献したい」と強調した。また、高性能魚群探知機を開発する㈱Aqua Fusionは、魚の種類や大きさを判別し、狙ったサイズの魚を獲ることで、「持続可能な漁業に貢献できる」と自社の技術を紹介した。
     ピッチイベントに先立ち、6社と地元行政・支援機関の担当者は、世界初の実証事業となる液化水素荷役実証ターミナル「Hy touch 神戸」や、水素100%のガスタービン発電
    により熱電供給を達成した「神戸水素CGSエネルギーセンター」を見学。参加者らは水素発電の製法や、最新の技術について理解を深めた。