事例紹介

当社は、乳酸球菌ＢＩＯ株含有健康食品の企画・製造・販売・輸出入を展開しています。乳酸球菌ＢＩＯ株は、自己の腸内の善玉菌・有益菌を増やし、免疫力や生命力、自然治癒力などを強化する仕組みのある小腸で活躍し、腸全体を元気にします。高級感溢れるクロワッサン生地や小倉あん等の中に、小腸内環境を整え、消化・吸収等を効率化させる乳酸球菌と水素、核酸などを配合した、日本の伝統食文化の一つである鯛焼きサプリメント、商品名“たい焼 サプリ”を開発し、販売する事業を実施しています。

元町や三宮、愛知県小牧市にたい焼きサプリの販売店舗があり、お客様からは食べると「美味しいし、お腹の調子も良いみたい」と好評です。乳酸球菌ＢＩＯ株含有健康食品としてサプリメントを販売していますが、「体にいい」とともに「美味しい」ことで喜んでもらおうと、たい焼きサプリの販売に取り組んでいます。この商品をより多くの人に知ってもらい、美味しく健康になってもらいたいという希望を持っていました。

今回、多くの人が行き交う場所で商品の販売やＰＲを行える「じもとマルシェ」を利用させて頂きました。特に「じもとマルシェ三宮」では、定番商品の販売に加え、テスト販売やお客様のニーズ把握の場として活用させて頂きました。以前から、たい焼きで野菜がたっぷりとれたらいいのに、つまり「おかず系たい焼き」ができないか、と思っていたところでした。いくつか具材の案もありましたので、日替わりでたい焼きの具材を変えて、さらに人気投票を呼び掛けるチャレンジを考えました。

５種類のおかず系たい焼きを日替わりでテスト販売し、購入頂いた方や試食して頂いた方から人気投票のアンケートをとることができました。その人数も800名を超え、当初想定していた以上の反応を見ることができました。その結果から、人気上位だった「野菜カレー」を店舗でも扱う定番メニューとして決定しました。今回、チャレンジさせて頂いて本当に良かったです。テスト販売から定番商品を決定する貴重な機会になっただけでなく、アンケートに協力頂く時、とても多くのお客様とコミュニケーションをとることができました。現場ではこのプロセスも嬉しくて、商品を販売するだけでなく、楽しく取り組みを進めることができました。新商品の開発は大変で、手間や時間、コストもかかりますが、今回の取り組みは背中を押してくれたように思います。ずっとやりたいと思っていたことができました。もちろん、定番商品も好評で、「ここ以外にどこで買えるの？」と聞かれることも多く、お店のＰＲにもなりました。

「体にいいものを美味しく召し上がって頂く」という思いで、今後も商品開発に力を入れていきたいと考えています。「野菜カレー」に続いて、最近は「うの花」も商品化に成功しました。季節に合わせた商品展開なんかもできるといいと思います。今回のような機会はとても貴重ですが、また新しいチャレンジもしてみたいので、引き続き事業を活用させてもらえればと思います。

こうした機会を活用することができるのは、中小企業にとって大変有り難いです。神戸商工会議所や神戸市産業振興財団の皆さんは、中小企業のチャレンジを応援し、背中を押してくれるので、多くの方に挑戦してもらえればと思います。いろいろな発見や多くの方との出会いも含め、事業を活用させて頂いて本当に良かったです。